文献
J-GLOBAL ID:201002275063410910   整理番号:10A0213815

ポリスチレン(エチレンブチレン)ポリスチレンからの新しい陰イオン交換膜:合成と評価

A novel anion exchange membrane from polystyrene (ethylene butylene) polystyrene: Synthesis and characterization
著者 (4件):
資料名:
巻: 167  号:ページ: 43-50  発行年: 2010年02月25日 
JST資料番号: T0553A  ISSN: 0921-5107  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
陰イオン交換膜の作成で,より高分子量のエコに優しい炭化水素高分子を探索した。高分子母体には,ポリスチレンエチレンブチレンポリスチレン(PSEBS)を選んだ。PSEBSトリブロック共高分子から陰イオン交換膜を作成して,その特性を,アルカリ燃料電池応用の観点から調べた。陰イオン交換高分子の作成には,クロモメチル化と4元化の2ステップが必要である。高分子に4元アンモニウム基を導入して高伝導率をもつ陰イオン交換膜を作成した。最後に溶液キャスティング法で膜を作成した。溶液キャスティング法により,電気化学応用に適した一様な構造の親水性が高い膜が得られた。膨潤比,化学安定性及びイオン交換測定から,閉じ込め効率をモニタした。Fourier変換赤外分光法と1H NMR分光法で膜の特徴的構造特性を調べた。膜の熱安定性も諸方法でチェックした。この研究で調べた一様な電解質膜は高い熱的および化学的安定性を示した。4元化PSEBSの表面形態と元素組成を決定した。合成したアルカリPSEBS高分子電解質膜の水酸イオン伝導率は,室温脱イオン水では,10-3S/cmであった。置換処理により柔軟性で化学的熱的安定な膜が得られた。この膜はアルカリ燃料電池応用に有用である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
共重合  ,  膜分離 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る