抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目新しい多機能コーティングの開発は,とりわけ太陽適用に関し,より競争力がある建築ガラスと日射透過材料の達成に極めて重要な役割を果たす。この点で,自己浄化能力と共に高い透過率を提供するコーティングは,そのようなガラスと日射透過材料に付加価値を意味するかもしれない。本論文では,反射防止(AR)と自己浄化(SC)能力の目新しい多機能(MF)コーティングの設計と調製が報告される。まず,ARとSCコーティングに関する調製条件は別々に最適化された。各層の屈折率と透過率を指示するために,ナノ構造と膜の厚みは溶剤とテンプレート試薬比により慎重に制御された。得られた経験により,メソ孔SiO
2AR層と高密度/メソ孔TiO
2層の2層スタックから成るMFコーティングの製作が可能になった。反射防止容量に関しては,MFとARコーティングは,其々95.9%と96.6%の正味日射透過率を提示する。調製されたSCとMFコーティングの光触媒評価は,メソ孔TiO
2層が高密度のTiO
2層より,有機物質の高い光分解度を達成可能であることを示している。ARとSC層間の相乗作用が,MFコーティングの自己清掃能力増進を著しく促進し,一般的に使用される多孔性,または,コンパクトなTiO
2コーティングで達成された光分解度を20-30%超えているのを言及することは,価値あることである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.