抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,信念伝搬上の信念源の後方推論および影響を考慮する新しいニューラル信念ネットワークを開発した。この新しいニューラルネットワークにおいて,推論ルールの複数条件を取り扱うための各結論ノードのすべてに対してリンクレコード集合が構築され,信念源上の信念伝搬の依存性を取り扱うための各アクティブノードおよびアクティブリンクに対しルートレコード集合が構築される。さらに,各エビデンスノードに対して一時的ノードが追加される。一時的ノードの割当により信念源としての役割からエビデンスノードが開放され,信念伝搬がその中で可能になる。その結果,提案の新しいニューラル信念ネットワークでは確定エビデンスおよび不確定エビデンスの両者を取り扱うことができ,それらエビデンスはエキスパートの観測または事前知識から来る可能性がある。提案の新しいニューラル信念ネットワークの推論プロセスは,利用可能なエビデンスとif...thenルールに基づいている。従って,それにより事前知識依存性により生じるBayesネットワーク問題が解決可能となり,ポピュラーなBayesネットワークに対して一つの代替技法になり得る。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.