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J-GLOBAL ID：201002275190694536   整理番号：10A0901418

リスクトレードオフ分析の概念枠組みと分析方法 2:リスクトレードオフ分析の方法論

A Conceptual Framework and Methods for Risk Tradeoff Analysis Part 2: Methods for Risk Tradeoff Analysis

著者 (1件)： 齊藤修 (早稲田大 高等研)
資料名： 日本リスク研究学会誌  (Japanese Journal of Risk Analysis)
巻： 20  号： 2  ページ： 107-114  発行年： 2010年07月29日 
JST資料番号： L2237A  ISSN： 0915-5465  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ある特定のリスクを下げて便益を得ることが,他のリスクを上げてしまうというリスクトレードオフ問題が多くの分野において存在する。しかし,このリスクトレードオフの分析に関する個々の事例研究は存在しても,リスクマネージメント全体プロセスのなかで俯瞰的に位置づけることができるような分析方法の構造化は出来ていない。そこで,リスクトレードオフの発見,特定,分析,評価のための代表的な方法をレビューし,その位置付け,利点と留意点を整理した。そのうえで,リスクトレードオフの事例データベースとリスクマネジメントのプロセスに即した分析支援ツールの開発構想などについて検討した。

シソーラス用語： レビュー ,  *トレードオフ ,  概念 ,  *方法論 ,  相関 ,  人間関係 ,  システム解析 ,  食糧問題 ,  社会問題 ,  オントロジー ,  生物燃料 ,  生物多様性 ,  生態系 ,  事例研究 ,  データベース ,  構造形成 ,  リスク評価 ,  *科学 ,  シナリオライティング法 ,  観光
準シソーラス用語： エコツーリズム ,  ステークホルダ ,  フレームワーク ,  *リスクトレードオフ ,  *リスク科学 ,  環境問題 ,  相互関係 ,  利害関係

分類 (2件)： 科学技術一般  (AA01000H) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (30件)：

• Checkland, P. B.(1981) Systems ’Thinking, Systems Practice, John Wiley & Sons, Chichester, UK, 329pp.
• Graham, J. D. and Wiener, J. B.(1995) Risk vs. Risk: TradeofJs in Protecting Health and the Environment, Harvard University Press, 352pp.
• IPCC (2007) Climate Change 2007: Synthesis Report. Contribution of Working Groups I, II and III to the Fourth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change [Core Writing Team, Pachauri, R. K and Reisinger, A.(eds.)]. IPCC, Geneva, Switzerland, 104 pp.
• ISO (2009) ISO31000: Risk management-Principles and guidelines.
• Janssen, M. A., Ö. Bodin, J. M. Anderies, T. Elmqvist, H. Ernstson, R. R. J. McAllister, P. Olsson, and P. Ryan (2006) Toward a network perspective on the study of resilience of social ecological systems. Ecology and Society, 11(1).15.

タイトルに関連する用語 (6件)： リスク ,  トレードオフ分析 ,  概念 ,  枠組み ,  分析 ,  方法論