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J-GLOBAL ID:201002275201981001   整理番号:10A1617630

情報記録における磁気テープ テープドライブの最近の技術

Recent Tape Drive Technologies
著者 (1件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 563-569  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: L5842A  ISSN: 1880-7208  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,デジタルデータを記録するためのテープドライブを分類し,特にカートリッジ式について,その概要を説明する。また,最近の技術について,IBM社の製品を例として紹介する。現在,ミッドレンジクラスのLinear Tape-Open(LTO)規格およびローエンド・エントリークラスのDDS/DAT規格にほぼ集約されている。テープドライブの多くは,5.25インチフルハイトあるいは5.25インチハーフハイトと呼ばれるサイズで製造され,CDやDVDと同様に,用途に合わせて適宜ドライブを交換することができる。記録方式には,リニアサーペンタイン方式とヘリカルスキャン方式の2種類の製品群が存在する。後者はVCRの技術を適用している。カートリッジとドライブに対するリールの配置方式には,双方に1リール配置する方式と,カートリッジだけに2リールを配置する方式の2種類が存在する。1リール方式では,カートリッジに格納できるテープの量は大きくできるが,カートリッジをドライブから排出するには,全てのテープをカートリッジに巻き戻す必要がある。LTO規格ドライブのメカニズムでは,16個の記録または再生ヘッドで一方向当たり640トラック(往復では倍)を記録・再生するため,テープ幅方向に対して40カ所(往復では倍)の位置にヘッドアクチュエータアセンブリ(HAA)を移動させる微細な制御を必要としている。これにより,1/2インチ幅,2800フィート長のテープをカートリッジに収めて,1.5TBを記録する。
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電子・磁気・光学記録 
引用文献 (19件):
  • BRADSHAW, R. IBM J. Res. & Dev. 2003, 47, 4, 373
  • http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_fifty.html
  • WELSH, H. F. 1952 Proc. Review of Input and Output Equipment Used in Computer Systems, AFIPS. 1952, 47
  • http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_chrono20.html
  • http://www.ultrium.com/technology/format.html
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