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J-GLOBAL ID:201002275219509512   整理番号:10A0346582

Fe-Cr合金中のCr過剰析出物に起因する強化:温度と析出物組成の影響

Strengthening due to Cr-rich precipitates in Fe-Cr alloys: Effect of temperature and precipitate composition
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巻: 107  号:ページ: 061806  発行年: 2010年03月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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純Fe及びFe-9at.%Cr(Fe-9Cr)ランダム合金中のナノメータCr析出物と1/2〈111〉{110}刃状転位(ED)の間の相互作用を分子動力学シミュレーションにより調べた。本研究の目的はCr析出物のピン止め強度の変化を温度,化学組成,析出物が埋込まれている基質組成の関数として推定することである。4.5nmよりも大きな析出物との反応で顕著な螺旋双極子が現れたものの,転位はOrowanループ形成を通した迂回よりもCr析出物を剪断することが観測された。形成された双極子の螺旋腕は登らず,従って刺激温度に関係なく,剪断された析出物内に点欠陥は残らなかった。従って,Cr析出物を含む合金の温度による流れ応力の低下は基質摩擦応力,析出物抵抗,転位柔軟性の同時変化に関係した。分子動力学シミュレーションから推定した臨界応力は析出物組成に強く依存した。組成が95%から80%に低下すると,対応する臨界応力はほぼ1/2になった。この結果は少なくとも刃状転位に対して,α-α′分離に起因する流れ応力への有意な寄与を示唆した。得られたデータを用いて,入力データとして障害強度と温度依存性が不可欠である転位動力学モデルを検証しパラメータ化できる。(翻訳著者抄録)
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組織的硬化現象 

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