文献
J-GLOBAL ID:201002275220504966   整理番号:10A0846192

ミクロネシアの植物Psychotria leptothyrsaから得たシクロチドの単離,特性化,及び生物活性

Isolation, Characterization, and Bioactivity of Cyclotides from the Micronesian Plant Psychotria leptothyrsa
著者 (5件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 1207-1213  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: C0012B  ISSN: 0163-3864  CODEN: JNPRDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アカネ科植物中に見いだされたシクロチドは,3個のジスルフィド結合で形成された頭-尾シクロペプチド骨格と,コンパクトなシスチンの結び目を持った独特な構造的特徴を有し,およそ30個のアミノ酸残基から成る。シクロチドは,例えば殺虫作用などの植物保護作用を有するが,そのほかにも広範囲の生物活性を有する(例えば,細胞毒性,抗-HIV作用,抗微生物作用)。これまでにPsychotria(アカネ科)の数種類からしか,シクロチドについての報告がなされていない。今回,11種類のアカネ科に拡大して採取し,シクロチドの分布や生物活性について詳細検討した。その結果,ミクロネシアの植物Psychotria leptothyrsa var longicarpa(アカネ科)は,一揃いの異なるシクロチドを持っていることが分った。それらを単離した。MS/MSによって,新規な6種類のペプチドの配列を決定し,プシレ(psyle)A~Fと名付けた。プシレA,C及びEについて,ヒトリンパ腫細胞系U937-GTBに対する細胞毒性を評価した。それぞれのIC50値=26,3.50,及び0.76μMであった。本研究結果は,シクロチドの構造活性相関に対して(特に直線状シクロチド),更なる洞察を与えよう。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  植物の生化学  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る