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J-GLOBAL ID：201002275296947310   整理番号：10A0154681

電磁界解析におけるマルチコアCPUの有効利用

Effective Utilization of Multi-core CPU for Electromagnetic Analysis

著者 (3件)： 仙波和樹 (JSOL) ,  近藤陽介 (JSOL) ,  山田隆 (JSOL)
資料名： 電気学会マグネティックス研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： MAG-10  号： 1-25  ページ： 83-86  発行年： 2010年01月28日 
JST資料番号： Z0924A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有限要素法を用いた電磁界解析では,一般に前処理付き共役勾配法(PCG)法等の反復解法を用いて連立一次方程式を解く。最近,メーカーで複数コアをCPU内部に収めたマルチコアCPUが重点的に開発されており,電磁界解析においてもその有効利用法を検討する必要がある。本報告では,ワークステーションで多く用いられている二種類のCPUであるIntel Xeon5150とIntel Xeon5560を取り上げ,それぞれについて有効な利用法を提案した。

シソーラス用語： *電磁場解析 ,  *有限要素法 ,  前処理 ,  共役勾配法 ,  逐次近似 ,  並列処理 ,  *中央処理装置
準シソーラス用語： *マルチコアCPU ,  同時処理 ,  反復解法 ,  連立一次方程式

分類 (2件)： 汎用演算制御装置  (JC04020N) ,  数値解析,近似法  (AB04000F)

引用文献 (5件)：

• Y.Saad: “Iterative Methods for Sparse Linear Systems”, SIAM (2003)
• T.Iwashita, and M.Shimasaki: “Parallel Processing of 3-D Eddy Current Analysis with Moving Conductor Using Parallelized ICCG Solver with Renumbering Process”, IEEE Trans. Magn., Vol.36, No.4, pp. 1504-1509(2000)
• 牛島:「OpenMPによる並列プログラミングと数値計算法」, 丸善 (2006)
• 仙波・近藤・山田:「大規模電磁界解析における前処理付き並列反復解法の性能評価」, 電気学会静止器・回転機合同研究会資料, SA-09-70/RM-09-76, pp. 7-11(2009)
• 仙波・山田・寒川:「疎行列ベクトル積プログラムのSMPIMPI並列性能の比較」, 第26回日本シミュレーション学会大会, pp. 183-186(2007)

タイトルに関連する用語 (3件)： 電磁界解析 ,  マルチコアCPU ,  有効利用