文献
J-GLOBAL ID:201002275322009013   整理番号:10A0657743

野菜残渣およびサイレージ醗酵物から分離した乳酸菌の自然集団

Natural populations of lactic acid bacteria isolated from vegetable residues and silage fermentation
著者 (5件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 3136-3145  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
乳酸菌(LAB)の自然集団と野菜残渣のサイレージ醗酵について検討した。キャベツ,ハクサイおよびレタスの残渣から分離されたLAB52株を同定し,特性化した。これらLABをグラム陽性カタラーゼ陰性細菌で形態学的および生化学的特性により6群(AからF)に分けた。A群の株はかん状でグルコースからガスを生成しないが,乳酸のD-およびL-異性体を生成した。BおよびC群はホモ醗酵型の球菌でL-乳酸を生成した。D,EおよびF群はヘテロ醗酵型球菌でD-乳酸を生成した。16SのrDNA遺伝子配列分析によりAからF群の株をそれぞれLactobacillus plantarum,Lactococcus piscium,Lactococcus lactis,Leuconostoc citreum,Weissella soliおよびLeuconostoc gelidumと同定した。LAB集団の大多数を占めるホモ醗酵乳酸菌はLactobacillus plantarum(34.6%),Weissella soli(19.2%),Leuconostoc gelidum(15.4%),Leuconostoc citreum(13.5%),Leuconostoc lactis(9.6%)およびLactococcus piscium(7.7%)であった。Lactobacillus plantarumは野菜残渣の3タイプ中の主要LAB集団であった。これら野菜残渣は高レベルの粗蛋白質(20.2~28.4%乾物換算)を含んでいた。小規模醗酵系を用いたサイレージ実験は内容物の保存状態が良く,低pHで乳酸をかなり多量生成した。本研究により野菜残渣は多量のLAB種と栄養分を含み,サイレージにしても保存性が良好であり,動物飼料の良好な蛋白質源となり得ることを示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業廃棄物の利用  ,  微生物検査法 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る