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J-GLOBAL ID:201002275324398602   整理番号:10A1119151

インスリンによる心臓の6-ホスホフルクト-2-キナーゼの活性化はPKB(蛋白質キナーゼB)を必要とし,SGK3(血清およびグルココルチコイド-誘導蛋白質キナーゼ3)を必要としない

Heart 6-phosphofructo-2-kinase activation by insulin requires PKB (protein kinase B), but not SGK3 (serum- and glucocorticoid-induced protein kinase 3)
著者 (13件):
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巻: 431  号:ページ: 267-275  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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インスリンは心臓の解糖系を刺激している。in vitroで組換体心臓6-ホスホフルクト-2-キナーゼ(PFK-2)を[γ-32P]ATPとSGK3で処理すると,PFK-2はSer466とSer483でリン酸化され,活性化された。しかし,HEK293T細胞をSGK3 siRNAと心臓PFK-2で共トランスフェクトしても,インスリンで誘導されるPFK-2の活性化は影響を受けなかった。そこで,インスリンによる心臓PFK-2の活性化へのPKBの関与について,従来とは異なるモデルで再検討した。1)PDK1-基質のドッキング部位の筋肉/心臓特異的変異を持つトランスジェニックマウス由来の心臓,2)インスリンを注入したPKBβ欠失マウス由来の心臓,3)インスリン処理前に選択的なAkti-1/2PKB阻害剤で処理したラット新鮮心筋細胞および灌流心臓,4)心臓PFK-2とPKBα/β siRNAまたはPKBα siRNAで共トランスフェクトして,インスリンでインキュベートしたHEK293T細胞を用いた。これらのモデルでの結果から,インスリンで誘導されるPFK-2活性化にはSGK3は必要ではなく,インスリンで誘導されるPFK-2の活性化はPKBαにより媒介されているらしいことが示された。
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分類 (2件):
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すい臓ホルモン  ,  酵素生理 

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