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J-GLOBAL ID:201002275331553630   整理番号:10A0582810

フェントンとフェントン様プロセスによる3-インドール酪酸(IBA)の促進酸化と無機化

Advanced oxidation and mineralization of 3-indole butyric acid (IBA) by Fenton and Fenton-like processes
著者 (4件):
資料名:
巻: 180  号: 1-3  ページ: 508-513  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水溶液中の3-インドール酪酸(IBA)の分解と無機化を,フェントンとフェントン様プロセスを用いて調べた。pHと鉄イオン(Fe2+とFe3+)・過酸化水素(H2O2)の濃度を含む種々な運転条件を評価した。最高のCOD除去効率を,フェントンとフェントン様プロセスで,pH3において,それぞれ,0.2mM/0.6mMのFe2+/H2O2比と0.2mM/1.0mMのFe3+/H2O2比で達成した。IBAの分解と無機化が擬1次速度式を示したのに対して,H2O2とFe2+,または,Fe3+の減損は,全ての実験において,両プロセス共ゼロ次の速度式を示した。IBAの97%の分解が,2つの特殊な速度領域を通して進行した。反応の初期段階はフェントン反応に直接起因し,そこでは,OH基の殆ど全てが生成された。これに,より遅い分解段階が続き,これは,フェントンプロセス内の一連のフェントン様反応として考えること可能である。フェントン様プロセスにおいては,OH基の生成がより遅い速度で進行するために,初期段階はフェントンプロセスよりも長く続くが,IBAの98%の分解を達成した。IBAの無機化は,フェントンとフェントン様プロセスで,それぞれ,16.2%と50%であった。24時間後,H2O2が,系に存在するIBAの中間生成物の更なる無機化を制限する試薬になった。研究結果は,フェントンプロセスが,IBAの除去のみが必要で,無機化が不必要な場合により有効であることを示した。しかし,IBAの無機化が必要な場合,フェントン様プロセスが,その無機化の効率により,フェントンプロセスよりも,より重要性を獲得する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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下水,廃水の化学的処理  ,  農薬 
物質索引 (1件):
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