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J-GLOBAL ID:201002275334937595   整理番号:10A0855690

乳房サーモグラムによる腫瘍因子に関するニューラルネットワークベースの推定

A neural network based estimation of tumour parameters from a breast thermogram
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号: 21-22  ページ: 4714-4727  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0390A  ISSN: 0017-9310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報では人工ニューラルネットワークと組合せた乳房サーモグラムにより,乳房表面で求めた温度を用いて,ヒト乳房の球状腫瘍の位置とサイズの推定法について提案した。本研究の第1部では,有限要素ベース市販ソルバーCOMSOLによるPennes生体熱伝達方程式を用いて,癌性乳房での熱伝導の数値シミュレーションを組入れた。これらのシミュレーションにより求めた表面温度により,人工ニューラルネットワーク(ANN)を用いて腫瘍因子に対してトレーニングした。次に最適ニューラルネットワークを用いて,高精度で因子の検索ができることを示した。順熱伝達問題を2ケース,すなわち,1)腫瘍内での一定発熱速度,2)腫瘍内での可変発熱速度に関して解き,これにより各ケースで447温度データベクトルを生成した。本研究では,腫瘍の既知のサイズと位置に関して,これらに相当する”測定した”温度を数値的に生成した。”測定した”データでノイズのないケースでは,一定発熱速度に関して,位置で90%,半径で95%の精度をANNにより推定し,変化する発熱速度のケースでは,別のネットワークによりそれぞれ88%と98%の同様の精度で検索した。実際上,IRカメラの解像度に依存して,温度を記録したデータ点の数は,乳房サーモグラムから便利に選択できることを示した。これから感度研究を行い,検索に及ぼすデータベクトル(”測定した”温度)のサイズの影響について検討し,実際に最適値が存在することを明らかにした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用画像処理  ,  腫ようの診断 
タイトルに関連する用語 (5件):
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