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J-GLOBAL ID：201002275468265542   整理番号：10A0107734

過飽和Al-2.0at%Cu-1.0at%Mg合金における析出速度

Precipitation Kinetics in Supersaturated Al-2.0 at% Cu-1.0 at% Mg Alloy

著者 (4件)： AFIFY N. (Physics Dep., Fac. of Sci., Assiut Univ.) ,  GABER A. (Physics Dep., Fac. of Sci., Assiut Univ.) ,  ABOUSEHLY A. M. (Physics Dep., Fac. of Sci., Al-Azhar Univ.) ,  ABOU DEIF Y. M. (Physics Dep., Fac. of Sci., Al-Azhar Univ.)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 51  号： 2  ページ： 317-320 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Al-2.0at%Cu-1.0at%Mg合金において,示差走査熱量測定(DSC)を用いて,時効中に発生する微細規模の析出物を調べ,相転移温度(析出物の形成及び溶解)を探索した。微小硬さ測定(HV)を用いて,DSCにおける発達した反応ピークと微小硬さ(HV)における観測したピークを相関した。走査型電子顕微鏡(SEM)を利用して,析出相の表面ミクロ組織を調査し,得られた結果を確認した。時効処理中,過飽和は徐々に減った。微細なコヒーレント及び/又は準コヒーレントの析出物が核化すると,強度は増加した。DSC曲線を分析すると,析出速度を特性評価することができる。初期析出物の速度は,マトリックスにおけるCuとMg原子の移動で,制御されていることが判明した。一方で,後者はS′′として析出し,S′とSは合金におけるMgとCuの拡散で制御されていた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *析出 ,  過飽和 ,  *アルミニウム合金 ,  銅含有合金 ,  マグネシウム含有合金 ,  時効処理 ,  析出物 ,  転移温度 ,  微小硬さ ,  固体内拡散 ,  金属組織 ,  相変態

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

引用文献 (10件)：

• ABIS, S. Scr. Mater. 2001, 45, 685-691
• RINGER, S. P. Appl. Surf. Sci. 1996, 94/95, 253-260
• CHARAI, C. Acta Metall. 2000, 48, 2751-2764
• SILCOCK, J. M. J. Inst. Met. 1960, 89, 203-210
• CUSIAT, F. These de Docteur-Ingenieur, Univ. Rouen. 1984

タイトルに関連する用語 (3件)： 過飽和 ,  Al ,  析出速度