抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東芝は電気機関車,ディーゼル電気機関車,高速鉄道,都市交通電車,その他電気車両用電気品,空調システムなどを中心とした製造メーカとしてシステムおよび製品を提供してきた。日本国内はもちろん,北米,中南米,アフリカ,中近東,アジア,その他の地域を中心に広く事業を展開している。東芝の鉄道に関する海外事業は,特に1956年のアルゼンチン・ロカ線向け電車案件の頃から活発化し始め,半世紀以上もの間実績を積んでいる。海外でビジネスを展開するにあたっては,国,地域により,言語はもちろん,異なる文化,慣習を有するため,模索しながら展開するような場面もあったが,結果としてこれらは貴重な経験として積み重ねられてきた。海外事業を推進していく中で重要な課題となるのが,技術提供を含めた現地国産化計画,また国際標準化への参画などである。電車システムとして,韓国,エジプト,北米・中南米,中国,台湾各市場,電気機関車システムとして,南アフリカ,中国鉄道部,マレーシア(ディーゼル電気機関車)各市場への海外展開について紹介した。更に,新しく開発した永久磁石同期電動機ドライブ方式の拡販,国際標準化活動への参画についても述べた。