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J-GLOBAL ID:201002275499288176   整理番号:10A0213999

マウス小腸中の栄養素トランスポーターの同期発現と糖脂質の発育変動

Developmental changes in glycolipids and synchronized expression of nutrient transporters in the mouse small intestine
著者 (6件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 214-226  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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小腸上皮細胞は,フィトスフィンゴシンとα-ヒドロキシ脂肪酸から成る特性スフィンゴ糖脂質(GSLs)に富むが,GSLsの小腸における生理学的役割はいまだ解明されていない。ここで,マウス小腸(回腸から十二指腸)のGSL組成物の発育変動と,その栄養素トランスポーターの一時的mRNA発現の関係を報告する。生後2週間まで,主要なGSLsはヘキソシルセラミド(HexCer),GM3,GM1及びGD1aであった。2週齢以降はHexCerとアシアロGM1が主要GSLsになった。誕生から成人期まで,HexCerとアシアロGM1のセラミド部分は,主にフィトスフィンゴシンとα-ヒドロキシ脂肪酸で構成されていた。免疫組織化学的に,GM1は細胞質に局在し,アシアロGM1はもっぱら小腸上皮細胞の頂端微絨毛膜に局在していた。シアル化GSLsからアシアロGM1への変換は,2週齢当たりに,GM3シンターゼとGM1-β-ガラクトシダーゼの組み合わせ及び細胞特異的転写下方制御により達成される。様々な栄養素トランスポーターの一時的mRNA発現は,アミノ酸トランスポーターの下方制御と同様に,ナトリウム/グルコース共輸送体とオリゴペプチドトランスポーターの上方制御を含めて,2週齢で有意な変化を示した。授乳期から離乳移行中のこれらの栄養素トランスポーターとGSL組成物のmRNA発現の発育変動は,マウス小腸上皮細胞の膜における形態学的及び機能的発達に対するGSLsの寄与を示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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腸  ,  成長  ,  遺伝子発現 

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