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J-GLOBAL ID：201002275513334801   整理番号：10A0605706

壁圧力の測定によるガスサイクロン中の渦尾の動的性質の特性化

Characterizing the dynamic property of the vortex tail in a gas cyclone by wall pressure measurements

著者 (4件)： GAO Cuizhi (State Key Lab. of Heavy Oil Processing, China Univ. of Petroleum, Beijing, 102249, CHN) ,  SUN Guogang (State Key Lab. of Heavy Oil Processing, China Univ. of Petroleum, Beijing, 102249, CHN) ,  DONG Ruiqian (State Key Lab. of Heavy Oil Processing, China Univ. of Petroleum, Beijing, 102249, CHN) ,  FU Shuangcheng (State Key Lab. of Heavy Oil Processing, China Univ. of Petroleum, Beijing, 102249, CHN)
資料名： Fuel Processing Technology  (Fuel Processing Technology)
巻： 91  号： 8  ページ： 921-926  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： A0298B  ISSN： 0378-3820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本紙では,サイクロンの渦尾の決定法を探るために,円筒/円錐サイクロンの種々の軸や半径位置の壁圧を測定して,高速Fourier変換(FFT)と確率密度分析によって分析した。また,サイクロン渦尾は赤インクトレーサによって可視化もした。その結果は,サイクロン壁圧は円筒部分では変化しないが,円錐部分では徐々に減少するのを示す。異なる方位における壁圧の大きさはほとんど同じであり,サイクロンのこれらの部品での軸対称の壁圧の半径プロフィールを示す。円錐の下部または浸せき管の上部の両方で,壁圧の急落と非軸対称の圧力半径プロフィルが存在する。最小の壁圧はこの領域で約270°の方位に起こる。浸せき管の下部では,壁圧は急速に上昇して,軸対称に戻る。これらの特性は,渦尾が壁に曲げられ,この領域で回転して,渦尾の証拠として使用できることを示唆する。圧力測定によって決定された位置は,追跡実験で観察された回転リングの位置に近い。また,内側の渦の周波数が外側の渦と異なるのがわかる。内側の渦流動は外側のパートナーより強く,速く変動する。渦尾ゾーンでは,渦が壊れて,内側の渦変動が壁圧信号に関与する。したがって,渦尾の位置と動的性質は壁圧力測定によってよく特定できる。圧力測定は自然な渦の長さの関係を評価するための何らかの実際的な実験的基礎を提供するかもしれない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *サイクロン【分離】 ,  旋回流 ,  流動解析 ,  可視化 ,  圧力測定 ,  側圧 ,  風圧 ,  圧力変動 ,  *渦流 ,  動特性

分類 (2件)： 装置内の流れ  (XD01010Y) ,  管内流  (BC02090Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： サイクロン ,  渦 ,  尾 ,  動的性質 ,  特性化