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J-GLOBAL ID：201002275513929783   整理番号：10A0603295

n→π^*相互作用とn)(πPauli斥力が蛋白の安定性に拮抗している

n → π^* Interaction and n)(π Pauli Repulsion Are Antagonistic for Protein Stability

著者 (4件)： JAKOBSCHE Charles E. (Yale Univ., Connecticut) ,  CHOUDHARY Amit (Univ. Wisconsin, Wisconsin) ,  MILLER Scott J. (Yale Univ., Connecticut) ,  RAINES Ronald T. (Univ. Wisconsin, Wisconsin)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 19  ページ： 6651-6653  発行年： 2010年05月19日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白二次構造の主鎖アミド内における酸素(O_i-1)は次のアミドの炭素(C_i′)と近接している。その近接の位置関係は,n→π^*電子非局在化のために起こり,そこでは酸素の孤立電子対(n)が次のペプチドにおけるC_i′=O_i反結合軌道(π^*)と重なっている。この関係が,既報のC=O...H-Nにおける水素結合の場合と同様に,nとC_i′=O_i結合軌道(π)間のPauli斥力が原因で起こっている二番目の電子効果/立体効果の拮抗例であると考えた。AcProOMeと関連6物質をモデルとしてとりあげ,計算によって軌道と構造の関係を比較検討し,この関係を示した。他の分子にも発展させ,考察した。

シソーラス用語： 斥力 ,  相互作用 ,  *タンパク質 ,  安定性 ,  拮抗作用 ,  カルボアミド ,  孤立電子対 ,  水素結合 ,  電子効果 ,  *立体効果
準シソーラス用語： Pauli斥力 ,  非局在化

分類 (2件)： ペプチド  (CF10080G) ,  分子の立体配置・配座  (BH05022J)

物質索引 (6件)： (2S)-1-アセチルピロリジン-2α-カルボン酸メチル ,  1-[(2S)-2α-(1-フルオロ-1-ブテニル)ピロリジン-1-イル]エタノン ,  1-[(2S)-2α-(1-フルオロ-1-ブテニル)ピロリジン-1-イル]エタンチオン ,  1-[(2S)-2α-(1-ブテニル)ピロリジン-1-イル]エタノン ,  1-[(2R)-2α-ブチルピロリジン-1-イル]エタノン ,  1-[(2S)-2α-(2-フルオロ-1-ブテニル)ピロリジン-1-イル]エタノン

タイトルに関連する用語 (5件)： 相互作用 ,  斥力 ,  蛋白 ,  安定性 ,  拮抗