文献
J-GLOBAL ID:201002275532012106   整理番号:10A0965384

補体系の調節に関わるMASP1遺伝子の2つのスプライシング産物,MASP-3及びMAp44の生物学的変化

Biological variations of MASP-3 and MAp44, two splice products of the MASP1 gene involved in regulation of the complement system
著者 (7件):
資料名:
巻: 361  号: 1-2  ページ: 37-50  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: E0816B  ISSN: 0022-1759  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
補体のレクチン経路は,先天性免疫反応の一部である。補体活性化パターン認識分子,マンナン結合レクチン(MBL)及び3つのフィコリン(H-,L-およびM-フィコリン)と2つの付加的蛋白質(MAp19及びMAp44)と複合体で循環している。MBLまたはフィコリンが微生物を認識するかまたは自己成分を変化させたとき,MASPの活性化が起き,補体系の活性化に導いた。MASP-1,MASP-3及びMAp44は,MASP1遺伝子によりエンコードされていた。MASP-1及び-3は5つのドメインを共有したが,独特のプロテアーゼドメインを持っていた。MAp44はMASP-1及びMASP-3と最初の4つのドメインを共有し,ついで17の独特なC末端アミノ酸残基を共有していた。これら蛋白質を特異的に測定するためにMASP-3のプロテアーゼドメイン及びMAp44の17C末端アミノ酸が必要とされるので,MASP-3及びMAp44に対するアッセイを示した。MASP-3は3つの蛋白質の共通ドメインと反応するモノクローナル抗体で捕捉され,MASP-3プロテアーゼドメインのC末端部分に対し特異的なモノクローナル抗体を用いて発展した。MAp44は,MAp44のC末端と反応するモノクローナル抗体ついでモノクローナル抗CCP1抗体を用いたアッセイにより捕捉された。血清のゲル浸透クロマトグラフィーを用いて,MASP-3及びMAp44は600-800kDa及び500-に対応する位置に溶離する複合体で見出された。ドナー血清でのMASP-3レベルは5.0μg/mlの中央値でlog-正規分布され,同時にlog-正規分布されているMAp44に対する対応する値は1.7μg/mlであった。MASP-3レベルは出産時低く最初の6か月間内に成人レベルに達したが,MAp44レベルは6か月間内に少し低下した。大手術を受けた患者における急性期応答と共存して両蛋白質のレベルは1-2日で少し低下したが,その後の2日間でMASP-3は基礎値に回復し,MAp44のみが30日頃に基礎値に達した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (8件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  血液一般  ,  酵素一般  ,  分子遺伝学一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  糖質・糖鎖一般  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  液体クロマトグラフィー 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る