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J-GLOBAL ID：201002275590195598   整理番号：10A0505031

高速境界要素法をアプローチを用いた射出成形での鋳型の冷却シミュレーション

Mould cooling simulation for injection moulding using a fast boundary element method approach

著者 (6件)： ZHOU H (Huazhong Univ. Sci. and Technol., Wuhan, CHN) ,  ZHOU H (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  ZHANG Y (Huazhong Univ. Sci. and Technol., Wuhan, CHN) ,  WEN J (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  CUI S (Huazhong Univ. Sci. and Technol., Wuhan, CHN) ,  CUI S (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN)
資料名： Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part B. Journal of Engineering Manufacture  (Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part B. Journal of Engineering Manufacture)
巻： 224  号： 4  ページ： 653-662  発行年： 2010年 
JST資料番号： E0712A  ISSN： 0954-4054  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 射出成形の冷却シミュレーションによる鋳型冷却分析で,これまで多く用いられてきた境界要素法(BEM)に代わる高速BEMを開発した。実際上の問題は,成形オペレーション初期の鋳型薄肉部分の過度的一次元熱伝導問題とオペレーション定常状態時の三次元伝導問題に分かれる。BEMは後者での鋳型の熱移動解法として適用される。BEM行列をつくるために多くのガウス積分を用いるが,この際の積分点の動的な割付け法を提案した。BEMの完全且つ非対称な影響行列は,大メモリー容量と計算時間を要するので,この行列を二つの方法,即ち直接丸め法又は結合法により疎行列に変換した。この近似的疎化アプローチにより所要メモリー量と計算時間を大幅に削減できた。検証のため行列要素数の異なる典型的な6ケースを示した。直接丸め法による誤差は非常に大きかったが,一方,組合せ法による誤差は受入れ可能な結果を示した。

シソーラス用語： *境界要素法 ,  *射出成形 ,  連鋳鋳型 ,  熱伝導 ,  計算機シミュレーション ,  記憶容量 ,  *冷却 ,  誤差解析
準シソーラス用語： 計算時間

分類 (3件)： 射出成形  (YH04050Y) ,  熱伝導  (PA02020Z) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 境界要素法 ,  射出成形 ,  鋳型 ,  シミュレーション