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J-GLOBAL ID：201002275617020906   整理番号：10A1386185

グラファイト上におけるアラキジン酸の単分子層構造

Monolayer Structure of Arachidic Acid on Graphite

著者 (5件)： THOMAS Loji K. (Univ. Osnabrueck, Osnabrueck, DEU) ,  KUEHNLE Angelika (Johannes Gutenberg-Univ. Mainz, Mainz, DEU) ,  RODE Sebastian (Johannes Gutenberg-Univ. Mainz, Mainz, DEU) ,  BEGINN Uwe (Univ. Osnabrueck, Osnabrueck, DEU) ,  REICHLING Michael (Univ. Osnabrueck, Osnabrueck, DEU)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 44  ページ： 18919-18924  発行年： 2010年11月11日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 走査トンネル顕微鏡(STM)を用い,アラキジン酸(C₁₉H₃₉COOH)の1-フェニルオクタン溶液を高配向熱分解グラファイト(HOPG)に接触させたときの固-液界面構造を調べた。アラキジン酸はHOPG上で自己組織化単分子層を形成し,この単分子層はHOPG表面の3回対称性に対応した3種類の配向を示すドメインからなっている。これらのドメインは,プロキラルな分子であるアラキジン酸が自発的にエナンチオ分離したものと見ることができる。STM像から前記単分子層の単位格子の構造を決定した。

シソーラス用語： 自己組織化 ,  *単分子層 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  *高配向性熱分解グラファイト ,  分離 ,  固液界面 ,  脂肪酸
準シソーラス用語： エナンチオマ分離

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (2件)： 1-フェニルオクタン ,  アラキジン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： グラファイト ,  アラキジン酸 ,  単分子層