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J-GLOBAL ID：201002275617573131   整理番号：10A0319395

鋳造A357/Al₂O₃MMCの引張性質の統計解析

Statistical analysis of tensile properties of cast A357/Al₂O₃ MMCs

著者 (4件)： EMAMY M. (Univ. Tehran, Tehran, IRN) ,  RAZAGHIAN A. (International Univ. Imam Khomeini, Qazvin, IRN) ,  KABOLI S. (Univ. Tehran, Tehran, IRN) ,  CAMPBELL J. (Univ. Birmingham, GBR)
資料名： Materials Science and Technology  (Materials Science and Technology)
巻： 26  号： 2  ページ： 149-156  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： C0304C  ISSN： 0267-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶融アルミニウム合金に懸濁した巻込二重膜の概念を考慮して評価した。撹拌又は鋳込で巻込んだ二重膜に折畳みが生じ,特に,粒子を溶融金属内で撹拌する過程で導入される。折畳みの中心下の界面は,二つの乾性酸化物表面で接触をしているので結合しない。従って,二重膜における内部界面は溶融金属の亀裂として作用する。金属,特にアルミニウム合金の試料のほとんどは,何百万という二重膜で満ちている。この自然発生した亀裂の分布は,様々な方法で金属の性質に影響する。356アルミニウム合金マトリックスでのアルミナ粒子の鋳造金属基複合材料(MMC)を調べた。添加量が0から20vol%に増加すると,弾性係数は増加し,引張強さ及び延性は下降し,性質はばらついた。高アルミナMMCでは,空隙率と酸化膜の両方は,MMCの破壊を制御することが分った。低強度の試料は脆性破壊で,高強度と高延性の試料の破面はマトリックスの延性破壊を示し,欠陥が微細で,アルミナ粒子が壊れており,応力が高いことを示した。改良型鋳造技術とろ過及びスピネル形成に導く高いMgマトリックスによる改良したマトリックスへのアルミナ粒子への結合を用いて,二重膜の欠陥を減らすことで,高い引張性質を実現できる。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  鋳物 ,  アルミナ ,  亀裂 ,  弾性係数 ,  引張強さ ,  脆性破壊 ,  Weibull分布 ,  溶融金属 ,  統計解析 ,  *分散強化合金 ,  引張 ,  延性破壊 ,  金属基複合材料
準シソーラス用語： A357 ,  MMC【複合材】

分類 (3件)： 分散強化合金  (WE04030R) ,  鋳造に関する各種技術  (WC01040B) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 鋳造 ,  A357 ,  引張 ,  性質 ,  統計解析