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J-GLOBAL ID：201002275634814754   整理番号：10A0222633

TiO₂光触媒系における臭素種変換

Transformation of Bromine Species in TiO₂ Photocatalytic System

著者 (5件)： ZHANG Xiwang (Nanyang Technological Univ., Singapore) ,  ZHANG Tong (Nanyang Technological Univ., Singapore) ,  NG Jiawei (Nanyang Technological Univ., Singapore) ,  PAN Jia Hong (Nanyang Technological Univ., Singapore) ,  SUN Darren Delai (Nanyang Technological Univ., Singapore)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 44  号： 1  ページ： 439-444  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境水中に存在する臭素イオンは,飲料水への浄水過程で酸化されて臭素酸塩に変換されている。最近TiO₂光触媒が汚染物質の浄化に注目されている。光触媒系における臭素種の酸化還元反応を種々の条件下で研究して,臭素種の変換に及ぼす要因について明らかにした。市販のTiO₂光触媒を使用して,254nmおよび365nmの紫外線を照射して臭素酸塩または臭化物の濃度変化をイオンクロマトグラフィーで定量した。ヒドロキシルラジカルによる酸化と電子による還元が同時に進行することを明らかにした。pH3~11では臭素酸塩の還元反応速度が大きくなり臭素イオンの酸化は相殺された。またヒドロキシルラジカルが反応する有機物濃度が低い時に臭素酸塩の還元を促進した。強酸性では臭素イオンの酸化が支配的になり,強アルカリ性では両反応ともに抑制された。

シソーラス用語： *光触媒 ,  光触媒反応 ,  *酸化還元反応 ,  アニオン ,  臭素酸塩 ,  *酸化チタン ,  ヒドロキシルラジカル ,  電子移動 ,  pH依存性 ,  反応機構 ,  飲用水 ,  化学的水処理 ,  イオンクロマトグラフィー ,  副産物 ,  浄水
準シソーラス用語： *臭素イオン ,  消毒副生成物

分類 (2件)： 用水の化学的処理  (SC02040E) ,  光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (3件)： TiO2 ,  光触媒 ,  臭素