抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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(独)都市再生機構(以下UR都市機構)は,昭和30年に設立された日本住宅公団以来,53年間にわたって建設された約77万戸の賃貸住宅について維持管理を行っている。UR都市機構ににおける維持保全の特徴は,昭和30年代の古い住宅から最新の設備を備えた新しい住宅まで,またテラスハウスから超高層まで様々な機能・特色を有する住宅を大量かつ同時に管理していることである。このため修繕方法も多岐にわたっており,これにかかわる業務が年々多様化・複雑化している。建物の維持保全に関する体系の一つに,適時適切な点検,修繕等を行うことにより建物を適正に維持保全するための「維持修繕」がある。建物躯体の維持管理体系としては,「修繕実施基準」を定め経年劣化とともに劣化が進行する建物の状況について適時保守点検を行い,状況に応じて必要な工事を行うこととしている。