文献

J-GLOBAL ID：201002275650532122   整理番号：10A0594647

包装アーカイブス 接着缶,TULC

著者 (1件)： 小島瞬治 (東洋製罐)
資料名： 日本包装学会誌  (Journal of Packaging Science & Technology, Japan)
巻： 19  号： 3  ページ： 235-240  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： L1730A  ISSN： 0918-5283  CODEN： NHGIEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東洋製罐(株)での接着缶開発は,スズ価格の高騰のためにTFS(スズフリー鋼板)を缶用材料として検討されたのが始まりである。TULC(Toyo Ultimate Can)は両面にポリエステルをラミネートした金属素材を絞り加工,ストレッチドロー・アイアニング加工で製造される2ピース缶の総称である。最初に実用化されたTULCではTFSを金属素材とした。その後コイル状のアルミ板やTFSの両面にポリエステルを押出しラミネートした素材も使われるように進化した。第一世代,第二世代のトーヨーシーム缶について開発の背景・歴史,および密封性におけるシーリング・コンパウンドの開発を紹介した。またTULCの開発の歴史,アルミ製DI缶との比較,高速ラミネートラインの開発,しごき加工を組込んだストレッチドロー・アイアニング法による軽量化と共に,高速ライン化などを述べた。

シソーラス用語： 包装容器 ,  *缶 ,  缶詰 ,  ポリエステル ,  積層材料 ,  塑性加工 ,  気密性 ,  軽量化 ,  高速化 ,  加工 ,  加工速度 ,  包装ライン ,  包装機械 ,  加熱殺菌 ,  *製缶 ,  密封 ,  SBR【ゴム】 ,  ラテックス
準シソーラス用語： *TULC ,  シーリング ,  ラミネート ,  絞り加工 ,  高速加工 ,  *接着缶 ,  密封性

分類 (3件)： 包装機械一般  (QE02010B) ,  包装容器,製造機械  (QE02020M) ,  食品包装  (FJ02030B)

引用文献 (12件)：

• “トーヨーシーム缶”、東洋製罐 (株) 刊 (2003)
• 小林、他、特許第714411号 (1974)
• 上野、他、特許第714398号 (1974)
• 上野、他、特許第1377719号 (1987)
• 小林、他、特許第1056834号 (1981)

タイトルに関連する用語 (3件)： 包装 ,  アーカイブス ,  缶