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J-GLOBAL ID：201002275691603638   整理番号：10A0976119

有限大サイズの極性分子及びクラスタによる電子捕獲

Electron capture by finite-size polarizable molecules and clusters

著者 (4件)： NIKITIN E.E. (Max-Planck-Inst. Biophysikalische Chemie, Goettingen, DEU) ,  NIKITIN E.E. (Technion-Israel Inst. Technol., Haifa, ISR) ,  TROE J. (Max-Planck-Inst. Biophysikalische Chemie, Goettingen, DEU) ,  TROE J. (Univ. Goettingen, Goettingen, DEU)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 31  ページ： 9011-9016  発行年： 2010年08月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 極性分子への電子付着をVogt-Wannier(VW)モデル表示できない状態で議論した。一般化VWポテンシャルの分子-電子相互作用の範囲内で等方的に分極する分子やクラスタによる部分波選択性電子捕獲でのフラーレンC60と小型分子の中間の有限大ターゲット効果を計算した。大きさゼロの標的による部分波選択性確率[Dashevskayaら,本誌11巻9364(2009)]の表式から有限大ターゲットの式を導く方法を示した。捕獲確率,断面積,反応速度定数が量子論的から古典的,単一波的から多重波的/全体波的挙動に移行することが分った。次数の小さい部分波ほど有限性の効果が薄れ,より大きい部分波ではs波についてはこの効果が無視できる。その領域遷移関係式を導いた。標的の大小の効果が,古典的と量子論的挙動に現れる。

シソーラス用語： *ポテンシャル ,  *電子付着 ,  *電子捕獲 ,  *極性分子 ,  等方性 ,  *クラスタ ,  部分波 ,  部分波解析 ,  選択性 ,  *ターゲット ,  *サイズ効果 ,  分子サイズ ,  反応確率 ,  確率 ,  断面積 ,  分子衝突 ,  反応速度定数 ,  量子論 ,  古典解 ,  多経路伝搬 ,  境界条件 ,  *イオン化
準シソーラス用語： 周波数選択性 ,  衝突確率 ,  衝突断面積 ,  *相互作用ポテンシャル ,  多重波伝搬 ,  反応断面積

分類 (2件)： 電子と分子の衝突・散乱  (BH07030A) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大サイズ ,  極性分子 ,  クラスタ ,  電子捕獲