文献

J-GLOBAL ID：201002275774058097   整理番号：10A1617355

Grueneberg神経節嗅覚サブシステムで発現するグアニル酸シクラーゼGは,重炭酸塩で活性化される

Guanylate cyclase-G, expressed in the Grueneberg ganglion olfactory subsystem, is activated by bicarbonate

著者 (7件)： CHAO Ying-Chi (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  CHENG Chien-Jui (Taipei Medical Univ. and Hospital, Taipei, TWN) ,  HSIEH Hsiu-Ting (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  LIN Chih-Ching (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  CHEN Chien-Chang (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  YANG Ruey-Bing (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  YANG Ruey-Bing (National Yang-Ming Univ., Taipei, TWN)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 432  号： 2  ページ： 267-273  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特異的な抗体によりGrueneberg神経節細胞での発現が明らかになったセカンドメッセンジャー系グアニル酸シクラーゼ(GC)-Gの嗅覚系における機能をHEK293T及びNG108細胞を用いて調べた。GC-Gは重炭酸塩により活性化されたが,塩化ナトリウムでは活性化されず,NG108神経系細胞で過剰発現ではCO₂に依存した細胞内cGMP濃度の上昇を認めた。本細胞を炭酸アンヒドラーゼ阻害剤アセタゾールアミドで処理するとこの上昇は阻害され,GC-Gの活性化にはCO₂でなく,重炭酸イオンが必要であることが確認された。Grueneberg神経節の化学センサー機能における本イオンの役割を論じた。

シソーラス用語： *嗅細胞 ,  神経節 ,  *グアニル酸シクラーゼ ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *セカンドメッセンジャー系 ,  *炭酸水素イオン
準シソーラス用語： Grueneberg神経節 ,  NG108細胞 ,  *グアニル酸シクラーゼG

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  その他の感覚  (EJ13040X)

タイトルに関連する用語 (7件)： 神経節 ,  嗅覚 ,  サブシステム ,  発現 ,  グアニル酸シクラーゼ ,  重炭酸塩 ,  活性化