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J-GLOBAL ID：201002275802088525   整理番号：10A0361708

狭く風が通るファサード空洞に風が流入する場合のCFDシミュレーションについて:空洞を開けた場合と塞いだ場合のシミュレーションとモデリングの制限

On CFD simulation of wind-induced airflow in narrow ventilated facade cavities: Coupled and decoupled simulations and modelling limitations

著者 (4件)： NORE K. (Dep. of Civil and Transport Engineering, Norwegian Univ. of Sci. and Technol. (NTNU), Hogskoleringen 7A, 7491 ...) ,  NORE K. (SINTEF Building and Infrastructure, 7465 Trondheim, NOR) ,  BLOCKEN B. (Building Physics and Systems, Eindhoven Univ. of Technol., P.O. Box 513, 5600 MB Eindhoven, NLD) ,  THUE J.v. (Dep. of Civil and Transport Engineering, Norwegian Univ. of Sci. and Technol. (NTNU), Hogskoleringen 7A, 7491 ...)
資料名： Building and Environment  (Building and Environment)
巻： 45  号： 8  ページ： 1834-1846  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： C0858A  ISSN： 0360-1323  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 風が通る空洞のあるファサードにおける,熱とマス移動のモデリングには,ビルと空洞の形状及び気象条件が組み合わされて生じる空洞内空気交換率に関する情報が必要である。本論文では,断熱された低層ビルの狭く(23mm)風が通るファサード空洞において,流入する風の流れを調べるため,Reynolds-averaged Navier Stokes(RANS)CFDを適用した。空洞を開けた場合と塞いだ場合の両方のシミュレーションを実施した。空洞を開けたままのシミュレーションでは,ビル周辺の空気の境界層の流れのパターンと空洞内に達した時の流れを同時に,また同じコンピューター領域内で計算した。空洞を塞いだ場合のシミュレーションでは,2つの別々のCFDシミュレーションを実施した。すなわち空洞入口と出口の表面圧力を決めるために,(空洞入口を塞いだ状態で)ビル周辺の屋外での風の流れのシミュレーションとこれらの表面圧力が空洞内に加えられた場合のシミュレーションである。CFD有効化は(空洞の)内外の流れに対して実施された。次に重要なモデリングの制限を示す。すなわち薄板上で流れが乱れる状態の空洞は,low-Reynoldsナンバーモデリングにより正確に再現されうる一方で,この方法は法整備に欠けている。合法的なCFDの結果(法整備の想定外にあるが)を空洞内の異なる位置,風速及び風向で,空洞のエアフローパターン及び時間ごとの空洞内空気交換率(ACH)を分析した。空洞内風速及びACHのCFD結果は,これまでの実験データの値と比較するのが好ましい。空洞を開けた場合と塞いだ場合のシミュレーション結果はローカルロスの徴候を提供するために比較される。結論として,今後の実験は,法整備がまだな状態において空洞内の流れを正確にモデリングするために,RANS CFD low-Reynoldsナンバーモデルに適合するように焦点を絞る必要がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ファサード ,  *二重構造 ,  シミュレーション ,  解析モデル ,  再現性 ,  限界
準シソーラス用語： CFD解析 ,  *壁内気流

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  壁  (RB03020L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 風 ,  ファサード ,  空洞 ,  流入 ,  CFDシミュレーション ,  シミュレーション ,  モデリング ,  制限