文献

J-GLOBAL ID：201002275806563627   整理番号：10A0933014

非水素化処理灯油の酸化硫黄含有化合物の液-液抽出

Liquid-liquid extraction of oxidized sulfur-containing compounds of non-hydrotreated kerosene

著者 (3件)： SOBATI Mohammad Amin (Dep. of Chemical and Petroleum Engineering, Sharif Univ. of Technol., P.O.Box11155-9465, Tehran, IRN) ,  DEHKORDI Asghar Molaei (Dep. of Chemical and Petroleum Engineering, Sharif Univ. of Technol., P.O.Box11155-9465, Tehran, IRN) ,  SHAHROKHI Mohammad (Dep. of Chemical and Petroleum Engineering, Sharif Univ. of Technol., P.O.Box11155-9465, Tehran, IRN)
資料名： Fuel Processing Technology  (Fuel Processing Technology)
巻： 91  号： 11  ページ： 1386-1394  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： A0298B  ISSN： 0378-3820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化次いで液-液抽出された非水素化処理灯油の脱硫について実験研究を行った。灯油の酸化硫黄含有化合物の抽出に,アセトニトリル,メタノールおよびエタノールを含む,種々のタイプの溶媒を試験した。これら溶媒の性能を注意深く試験し比較した。その結果,それらの順位は,アセトニトリル>メタノール>エタノール,になることが分かった。灯油の脱硫および回収に対する,抽出段数および溶媒対灯油比の影響についても調べた。実験結果は,3種類の溶媒全てに対し,溶媒/灯油比および2以上の抽出段数は実際には受け入れられない,何故なら抽出段階で灯油損失が高いことおよび脱硫に大きな進展が見られない,ことを示した。灯油の99%以上の脱硫は,酸化硫黄含有化合物の抽出後に達成された。更に,一回抽出による灯油の脱硫を,酸化次いで液-液抽出(ODS)と比較した。これらの実験結果は,一回抽出により達成される脱硫は,酸化次いで液-液抽出のそれよりもはるかに低いこと,を明確に示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *液液抽出 ,  灯油 ,  *脱硫 ,  酸化 ,  溶媒抽出 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪族アルコール

分類 (1件)： 精製プロセス  (YF02050E)

物質索引 (3件)： アセトニトリル ,  メタノール ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素化処理 ,  灯油 ,  酸化 ,  硫黄含有化合物 ,  液