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J-GLOBAL ID:201002275817934147   整理番号:10A0175813

d6遷移金属錯体の蛍光細胞イメージングへの応用

Application of d6 transition metal complexes in fluorescence cell imaging
著者 (3件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 186-202  発行年: 2010年01月14日 
JST資料番号: D0376B  ISSN: 1359-7345  CODEN: CHCOFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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d6遷移金属錯体は,それらの光物理学的特質のために細胞のイメージングのためのフルオロフォアとして提案されて以来,特に多種多様なIr,ReとRu錯体の設計と細胞研究への応用に関する報告が最近増加している。蛍光イメージング用のルモフォアの要求物性(安定性,無毒性,細胞への取り込み,局在化),この新しいイメージング剤の設計指針(動力学的不活性,光物理学的性質,誘導体化と生体親和性)について解説し,取り込みと細胞内の局在化に関する文献を紹介し,この分野の将来の方向を展望した。蛍光細胞イメージングへのd6遷移金属錯体の応用はまだ初期段階であり,実用例はわずかであるが,多くの研究グループが取り込みや毒性などのイメージングへの応用の障害の解決を見出している。Ru錯体を用いたFLIMによる酸素濃度マッピングなどの領域では開発が進展し,Re化合物が指向性のある局在化に有望であることが示された。しかし,d6化学種の真の強みは,FRET-FLIMと拡散増強FRETなどの特化した応用で実現されると期待される。このために,細胞による取り込みと局在化の制御のチューニングのための基礎的研究が必要である。
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分類 (2件):
分類
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錯体のルミネセンス  ,  細胞学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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