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J-GLOBAL ID:201002275828906803   整理番号:10A0238925

完全に酸化および部分的に還元されたセリア薄膜上でのメチルホスホン酸ジメチル分解

Dimethyl methylphosphonate decomposition on fully oxidized and partially reduced ceria thin films
著者 (6件):
資料名:
巻: 604  号: 5-6  ページ: 574-587  発行年: 2010年03月15日 
JST資料番号: C0129B  ISSN: 0039-6028  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ru(0001)上に成長した結晶性セリア薄膜上でのメチルホスホン酸ジメチル(DMMP)の熱分解を,温度プログラム脱着(TPD),X線光電子分光法(XPS)および赤外反射吸収分光法(IRAS)によって調べた。TPD実験によって,メタノールとホルムアルデヒドが575Kで2つの主たる生成物として吸着するが,水,ホルムアルデヒドおよびCOが800Kより上で生成することを示した。IRAS研究によって,DMMPが200Kでホスホリル酸素を介して吸着するが,P=O結合は300Kで架橋O-P-O種に転換することを示した。最初,DMMP分解がP-OCH3結合解裂を介して起こり,300と500Kの間でメチルホスホン酸メチル(MMP)およびメチルホスホン酸(MP)が生成する。XPSおよびIRASデータは,これらの温度の表面上でのメトキシ中間体と一致する。より安定なP-OCH3結合は700Kまで無傷のままで留まり,より高温での唯一の表面中間体はPOxと考えられる。POxの存在はDMMP分解の活性を減少させるが,セリア表面上の何らかの活性は吸着と反応の7サイクルの後でも維持される。セリア膜は多重DMMP吸着-反応サイクルで還元されるようになり,7サイクル後にCe4+含量は30%に低下する。還元セリア上のDMMP反応の研究によって,COおよびH2がメタノールとホルムアルデヒドに加えて生成することを示した。さらに,3回だけの吸着-反応サイクルの後に,還元セリア膜上のDMMP分解活性は完全に抑制される。セリア膜上のDMMPとメタノール化学の間の類似性は,両反応においてメトキシがキーとなる表面中間体であることを示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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界面化学一般  ,  有機りん化合物 
物質索引 (5件):
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