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J-GLOBAL ID:201002275968561326   整理番号:10A0604774

ヒト亜鉛フィンガー抗ウイルス蛋白質の発現とRNA結合

Expression and RNA-binding of human zinc-finger antiviral protein
著者 (3件):
資料名:
巻: 396  号:ページ: 696-702  発行年: 2010年06月04日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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亜鉛フィンガー抗ウイルス蛋白質(ZAP)は,モロニーマウス白血病ウイルス(MLV)およびシンドビス ウイルス(SIN)のような多くのウイルスの複製を,細胞質へのウイルスmRNA蓄積抑制により阻害する,最近分離された宿主抗ウイルス因子である。ZAPは4個のCCCH亜鉛フィンガーモチーフよりなり,その中の2と4番目は,それらの完全性に基づき,蛋白質活性に関与する。今までは,大腸菌で発現したZAPが可溶性であるかに関する報告は存在しない。このため,何種類かの異なる切断部位と蛋白質タグを有する融合蛋白質として,大腸菌でN末端ZAP(NZAP,254アミノ酸)を発現した。可溶性型で切断したZAPは,その4番目のCCCH亜鉛フィンガーモチーフを介しRNAに強く結合した。ここでは,ZAPがウイルスRNAと直接相互作用することを示す証拠を提供した。ZAPの各々の保存された亜鉛フィンガーモチーフは,3個のシステインと1個のヒスチジンを用い,亜鉛イオンを協調した。これら所見は,ZAPがウイルスRNA分解のため細胞RNA分解機構にリクルートすることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞構成体一般  ,  抗ウイルス薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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