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J-GLOBAL ID：201002275973675585   整理番号：10A0708120

構造合金の水蒸気における酸化挙動のレビュー

A review of the oxidation behaviour of structural alloys in steam

著者 (2件)： WRIGHT I. G. (Oak Ridge National Lab., TN, USA) ,  DOOLEY R. B. (Structural Integrity Associates, Inc., NC, USA)
資料名： International Materials Reviews  (International Materials Reviews)
巻： 55  号： 3  ページ： 129-167  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： D0258B  ISSN： 0950-6608  CODEN： INMREO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フェライト鋼,オーステナイト鋼,ニッケル基合金の水蒸気における高温酸化に関する役立つ情報を整理し,調べた。酸化物成長速度と形態に曝露条件の変化と合金組成による違いが及ぼす影響を(可能な範囲内で)解明できる基本をレビューした。作動温度が合金の有効な強度を有する最大レベルまで上がるように合金酸化挙動における変化に特に注目した。極限酸化速度と水蒸気及び空気・水蒸気混合物における高温酸化で形成したスケールの形態に共通点がある一方,主な違いは,主な酸素分圧が低いため,水蒸気における保護スケールの分解において,揮発によるCrの損失が大きな役割を果たすことである。酸化速度と水蒸気酸化におけるスケールの形態が,空気水蒸気環境において初期に形成した通常保護酸化スケールの’分解’に続くものと典型的に似ている点に共通点が存在した。しかし,高温及び超々臨界蒸気サイクルに関連した圧力での水蒸気におけるCrの揮発による著しい損失は予期していた。水蒸気におけるフェライト鋼及びオーステナイト鋼の酸化速度は通常空気中より特に速く,対応して生成したスケールの形態に著しい違いがあった。

シソーラス用語： 水蒸気 ,  構造材料 ,  *高温酸化 ,  *フェライト鋼 ,  *オーステナイト鋼 ,  *ニッケル合金 ,  曝露 ,  スケール ,  クロム ,  脱金属 ,  反応速度 ,  空気 ,  混合物 ,  分圧 ,  層厚 ,  蒸気圧
準シソーラス用語： 酸素分圧

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 合金 ,  水蒸気 ,  酸化挙動 ,  レビュー