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J-GLOBAL ID:201002275987621160   整理番号:10A0710457

北海道忠類晩成のナウマンゾウ化石産地から産出した大型植物化石

著者 (1件):
資料名:
号: 特別号4  ページ: 60-65  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: L2025A  ISSN: 0387-1924  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ナウマンゾウ化石産地露頭の5層準のブロック試料(約1000cm3)を分析し,花粉・大型植物化石のこれまでの研究報告を含めて古植生・古気候を復元した。葉・果実・種子からなり,木本類4科7属,草本類29科47種を識別した。ナウマンゾウ化石包含層(第三泥炭層)が堆積した時代は冷温帯の落葉広葉樹林から亜寒帯の常緑針葉樹と冷温帯の落葉広葉樹の混交林だった。ナウマンゾウ化石の堆積場は,疎林で開けた低地には湿生・水生植物が繁茂する沼や湿地が存在した。後背地にはトウヒ属・モミ属・カバノキ属・クマヤナギ属・コナラ属などからなる針広混交林が広がっていた。その後,第一泥炭層堆積期には亜寒帯の常緑針葉樹となり,第0泥炭層堆積期には再び常緑針葉・落葉広葉樹の混交林へと変化した。
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分類 (2件):
分類
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新生代  ,  第四紀 
引用文献 (23件):
  • 赤松守雄・奥村晃史, 1996, 十勝平野忠類におけるナウマン象化石産出地点. 日本第四紀学会編「第四紀露頭集-日本のテフラ」, 119.
  • 亀井節夫, 1970, 北海道広尾郡忠類村におけるナウマン象の発掘について. 化石研究会会誌, 3, 1-10.
  • 吉良龍夫, 1948, 温量指数による垂直的気候帯のわかちかたについて. 寒地農学, 2, 143-173.
  • Kira, T., 1991, Forest Ecosystems of East and Southeast Asia in a Global Perspective. Ecological Research, 6, 185-200.
  • 近藤洋一, 2003, 日本列島におけるナウマンゾウの時空間分布の再検討, 日本地質学会学術大会講演要旨, 148.
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