文献
J-GLOBAL ID:201002276189854224   整理番号:10A0082691

アジ-ナレズシ及びカブラズシから分離されたLactobacillus plantarumによる日本白色ダイコンジュース及びミルク中におけるスーパーオキシドアニオンラジカル捕捉能力の誘導

Induction of superoxide anion radical scavenging capacity in Japanese white radish juice and milk by Lactobacillus plantarum isolated from aji-narezushi and kaburazushi
著者 (4件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: 517-522  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アジ-ナレズシ(米飯との塩味,発酵マアジ)及びカブラズシ(ブリ及び麹との塩味,発酵カブ)は日本の伝統的乳酸発酵食品である。本研究において,プロバイオテックスとして並びに様々な発酵食品のスターターとして用いるため,アジ-ナレズシ及びカブラズシからラクトース利用性,好酸性及び酸化防止性乳酸菌(LAB)のスクリーニングを行った。177LAB分離株の内,57株はラクトースを発酵し,これの内の28はpH4.5に調節したMRSブロス中で成長した。これらの28株のすべてが乳酸桿菌属で,50%日本白色ダイコン(大根)ジュース中で15°Cにて乳酸を生産した。発酵大根ジュースはスーパーオキシドラジカル(O2-)捕捉能力を増加したが,DPPH-捕捉能力及び第二鉄還元力をはっきりとは変えなかった。O2-捕捉活性成分は限外濾過により5kDa以下に分画された。高捕捉活性を示した3選択株(アジ-ナレズシから2株,カブラズシから3株)は16SrRNA配列相同性及び炭水化物利用性試験(API-CHL50)によりLactobacillus plantarumであると同定される。これらのL.plantarum株はヨーグルトスターターのように42°Cでミルクを発酵でき,O2-捕捉活性は発酵により増加した。これらの結果はL.plantarum株が収益性のあるスターター生物及びプロバイオテックスとして使用できることを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物性水産食品  ,  微生物の生化学  ,  分子遺伝学一般 

前のページに戻る