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J-GLOBAL ID:201002276221935630   整理番号:10A0238134

pIV融合蛋白質としてファージ上にディスプレイした合成Fabライブラリーからの高親和性抗体の新規選択

De Novo Selection of High-Affinity Antibodies from Synthetic Fab Libraries Displayed on Phage as pIX Fusion Proteins
著者 (15件):
資料名:
巻: 397  号:ページ: 385-396  発行年: 2010年03月26日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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繊維状ファージはin vitroで抗体を分離するために使用された最初のディスプレイプラットフォームであり,まだ最も広汎に用いられている。過去20年間に開発された広範囲な選択法と同様に,ファージディスプレイの成功はその頑強性,使用の容易さ,及び包括的な技術開発のためである。本論文において,広く用いられるpIIIとは異なる融合パートナーであるpIV上にディスプレイした最初のコンビナトリアルFabライブラリーを報告した。ライブラリーを,ヒト抗体に高頻度に用いられるIGV及びIGJ生殖系列遺伝子によりコードされた四つのVL及び三つのVHドメイン上に構築し,自然源から単離した生殖系列の遺伝子及び抗体に認めた可変性を映すように多様化させた。一つは生殖系列遺伝子配置においてVLを保持することによりVHに焦点を当てた多様性を持ち,もう一つは両Vドメインに多様性を持つ2セットのライブラリーを構築した。蛋白質の多様なパネルに対して選択した後,0.2nM~20nMの範囲の親和性を持つ多くの特異的Fabを単離した。VH多様性は大半の抗原に対するFabの単離にとって十分であり,一方,VLにおける可変性はいくつかの標的に対する抗体の単離に必要であった。VL多様性のリシャフリングからなる統合成熟過程の適用後に,選択抗体の親和性は低ピコモル範囲に100倍まで改善され,in vivo研究と適合した。結果は,抗体の発見と最適化ためのpIV融合蛋白質として複雑なFabライブラリーを展示する可能性を示し,抗体の構造-機能関係に関する研究に対する基礎を構築した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  遺伝学研究法 

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