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J-GLOBAL ID：201002276225352109   整理番号：10A0495609

都心の緑地が有する夏季における冷却能力に関する研究

Research on the Cooling Potential of Urban Greenery Spaces in Summer Time

著者 (3件)： 外崎公知 (都市緑化技術開発機構) ,  川合史朗 (創建) ,  所功治 (創建)
資料名： ランドスケープ研究  (日本造園学会誌)
巻： 73  号： 5  ページ： 828-833  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： F0408A  ISSN： 1340-8984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京都港区の小学校や公園における気温データと樹林地面積,人工排熱量の関係を調べ,ヒートアイランドに対する樹林地の効果を表す新たな評価法を提案した。8月の最高気温平均値について,樹林地面積と人工排熱を変数として回帰分析を行い重回帰式を得た。港区の樹林22500平方米が有する冷却能力は,3000平方米のビル70棟分の排熱に等しい。港区の樹林面積によるスギの二酸化炭素吸収量は26tと計算できるが,ビル排熱による空調の消費電力に換算すると6124tの二酸化炭素の削減に寄与したことになる。

シソーラス用語： *東京都 ,  *緑地 ,  面積 ,  廃熱 ,  夏 ,  最高気温 ,  ヒートアイランド ,  測定データ ,  回帰分析 ,  *冷凍能力 ,  事務所建築 ,  *二酸化炭素 ,  排出量 ,  炭酸同化
準シソーラス用語： 港区 ,  人工廃熱

分類 (2件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  公園,造園,緑化  (RD04020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 都心 ,  緑地 ,  夏季 ,  冷却能力 ,  研究