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J-GLOBAL ID:201002276234399940   整理番号:10A0703221

Ag+-RTIL溶液を用いたプロピレン/プロパン混合物の分離 ガス-液接触器性能の評価と比較

Separation of propylene/propane mixtures using Ag+-RTIL solutions. Evaluation and comparison of the performance of gas-liquid contactors
著者 (4件):
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巻: 360  号: 1-2  ページ: 130-141  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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過去数年に亘り反応吸収システムはプロピレン/プロパン混合物の分離に伝統的な蒸留塔の代替として開発されて来た。本研究はAg+-BmimBF4反応性媒体中のプロピレンの吸収に基く混合ガスの分離に於ける膜接触器,MC,及びセミバッチ撹拌槽リアクター,STR,の二つの異なる接触器の性能を評価した。実験研究ではフイードガス組成,(30-70%,C3H6のv/v),溶媒タイプ(水溶液かイオン液体か),及び銀塩濃度のような運転条件が室温に於けるプロピレンの吸収フラックスに及ぼす影響を分析した。両方の接触器について物質収支を確立した後,吸収フラックスの実験データを数学モデルにフイッテイングした結果に基いて特性パラメーターを決定した。低い銀濃度,0.1M,を採用したMCではプロピレンフラックスはイオン液体を溶媒として用いた時最大値に達したが,高い銀イオン濃度,0.25Mでは水溶性媒体が物資移動に対してイオン液体の場合より低い総括抵抗を得たので,その結果,より高いプロピレンフラックスになった。STRに関しては入口C3H6分圧に直接比例した高いプロピレンフラックスが得られた。類似の運転条件で温度が298Kでは総括物質移動パラメーターがそれぞれMCではKoveralla=5.9x10-4s-1,STRではKoveralla=236x10-4s-1であった。膜接触器の使用はより低い物質移動係数の結果になったが,物質移動に対する総括抵抗(1/kLHadiEA)のかなりの減少が設計と運転条件によっては誘起され得る。これはオレフィンがイオン液媒体中でより高い吸収容量を持つ(高いHadi値)有利な影響と銀イオンとの即時反応による吸収速度の増進によるもので,プロセスの更なる最適化によりMCの性能を改善できる可能性がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸収  ,  反応操作(単位反応)  ,  膜分離 

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