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J-GLOBAL ID:201002276290175788   整理番号:10A0951797

生ごみおよびウシ糞尿処理のためのアシドロコンポストシステムの開発および微生物特性分析

Development and analysis of microbial characteristics of an acidulocomposting system for the treatment of garbage and cattle manure
著者 (6件):
資料名:
巻: 110  号:ページ: 419-425  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アンモニアガスをほとんど発生させないウシ糞尿処理のためのアシドロコンポストシステムを開発し,変性剤濃度勾配ゲル電気泳動(DGGE)法とクローンライブラリ構成によってその微生物群集を評価した。1日または2日あたり2kg(湿重)の生ごみを処理するために,アシドロコンポスト装置(BC20,20L)を79日間稼動した。稼動80日目に基質を生ごみからウシ糞尿(2,3日ごとに1kgの肉牛の糞尿を装置に加えた)に変更し,そのシステムを80日目から158日目まで稼動し続けた。ウシ糞尿の添加期間を通して,容器内のコンポストはpH5.2~5.8の酸性条件であり,アンモニアの放出は検出レベル未満(<5ppm)であった。コンポスト中の総窒素と総炭素はそれぞれ乾燥重あたり26~29,439~466mg/gであり,それは一般のウシ糞尿コンポスト中の値より高かった。稼働中に集積した主な酸は乳酸と酢酸であった。16SrRNA遺伝子をターゲットとするシーケンシング分析によって,Bacillus属に属す分離株の割合を多く含むFirmicutes門の細菌が安定的に優占していることが明らかになった。筆者らは,MRS寒天培地で培養して,Pediococcus acidilactici,Weissella paramesenteroidesおよびLactobacillus salivariusに関する乳酸菌(LAB)を分離し,本システム中にLABの存在を示唆した。これらの結果は,ウシ糞尿のアシドロコンポスト処理がアンモニア放出を伴わないことおよびBacillusとLABがこのシステムの鍵となる要素であるかもしれないことを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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肥料の調製,保存  ,  農業廃棄物処理 

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