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J-GLOBAL ID：201002276302507510   整理番号：10A0298125

鶏糞堆肥の成分を調整する 3)成分調整のポイント II

著者 (1件)： 村上圭一 (三重県農業研)
資料名： 鶏の研究
巻： 85  号： 3  ページ： 17-21  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： Y0890A  ISSN： 0029-0785  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 堆肥化処理中の窒素損失は大きいが,開放系であれば鶏糞中の有機物の分解はしっかり進む。そのため,無機物のリン酸や石灰は見た目以上に高くなる。耕種農家に最適のこのような堆肥生産には,窒素を積極的に揮散させる開放撹拌発酵方式が適切である。最近開発された密閉縦型発酵層からの少量のアンモニアを硫酸でトラップして硫安として回収する技術を利用すれば,さらに安定した窒素成分を確保できる。リン酸,石灰型と高窒素型の融合堆肥などの成分調整を廉価でできる時代が待っている。水稲,普通作,野菜,果樹,茶,桑,飼料作物,観賞樹,花きに対する鶏糞利用法について述べた。

シソーラス用語： *堆肥 ,  成分 ,  *調整 ,  堆肥化 ,  家畜糞尿処理 ,  有機物施用 ,  飼料作物 ,  花卉 ,  果物 ,  野菜 ,  普通作物 ,  水稲 ,  クワ ,  チャ ,  比率
準シソーラス用語： *鶏糞堆肥 ,  耕畜連携 ,  *成分調整 ,  肥料成分

分類 (2件)： 施肥法・肥効  (FB05030Y) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I)

タイトルに関連する用語 (3件)： 鶏糞堆肥 ,  成分調整 ,  ポイント