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J-GLOBAL ID:201002276356448748   整理番号:10A0724562

ワタの茎から単一段H3PO4活性化によって調製した活性炭の特性判定と鉛吸着性

Characterization and lead adsorption properties of activated carbons prepared from cotton stalk by one-step H3PO4 activation
著者 (4件):
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巻: 181  号: 1-3  ページ: 440-447  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ワタの茎から単一段H3PO4活性化によって活性炭を調製し,鉛(II)の吸着材として使用した。田口実験計画法を用いて,この吸着材の最適調製条件を調べた。結果は,最適条件が次の通りであることを示した:50%(w/v)のリン酸溶液に質量比3:2で浸漬,活性化温度までの上昇速度10°C/min,活性化温度500°Cで60分間。このような条件で調製したワタ茎活性炭(CSAC)の酸性表面基は1.43mmol/g及びBET表面積は1570m2/gであった。一連のバッチ吸着実験を行なって,この吸着材への鉛(II)の吸着等温線図を求めた。CSACへの鉛(II)のLangmuir最大吸着量は,119mg/gで,これは通常の市販の活性炭(CAC)より優れていた。CACに比べて,CSACは鉛(II)吸着に適用可能なpH範囲が3.5から6.5と広かった。吸着後の平衡最終pH値は,最初のpH値より低く,吸着にイオン交換過程が関係していることを示した。このことは,酸性表面基が増えると吸着過程に有利であることでも確認できた。熱力学的研究からは,吸着が自発性,吸熱過程であることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  鉛とその化合物  ,  吸着,イオン交換  ,  吸着剤 

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