文献

J-GLOBAL ID：201002276402510283   整理番号：10A0433926

静電紡糸ナイロン繊維充填ポリ(ε-カプロラクトン):簡易複合材料製法モデル

Poly(ε-caprolactone) filled with electrospun nylon fibres: A model for a facile composite fabrication

著者 (6件)： NEPPALLI Ramesh (Dipartimento di Scienze Chimiche, Universita di Padova, via Marzolo 1, 35131 Padova, ITA) ,  MAREGA Carla (Dipartimento di Scienze Chimiche, Universita di Padova, via Marzolo 1, 35131 Padova, ITA) ,  MARIGO Antonio (Dipartimento di Scienze Chimiche, Universita di Padova, via Marzolo 1, 35131 Padova, ITA) ,  BAJGAI Madhab Prasad (Dep. of Textile Engineering, Chonbuk National Univ., 561-756 Jeonju, KOR) ,  KIM Hak Yong (Dep. of Textile Engineering, Chonbuk National Univ., 561-756 Jeonju, KOR) ,  CAUSIN Valerio (Dipartimento di Scienze Chimiche, Universita di Padova, via Marzolo 1, 35131 Padova, ITA)
資料名： European Polymer Journal  (European Polymer Journal)
巻： 46  号： 5  ページ： 968-976  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： B0690A  ISSN： 0014-3057  CODEN： EUPJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 静電紡糸繊維をポリマ系複合材料に強化材料として用いることは非常に稀である。圧縮成形でナイロン6静電紡糸繊維を充填したポリカプロラクタム(PCL)複合材を合成する簡単な方法を示す。充填量が少ない(3%)のときは,得られた複合材料は延性と同時に剛性が改良されることが分かった。これはいろんな充填材を用いたPCLナノ複合材料に見られるところの,弾性率が増加すると破断伸びが減少する傾向とは異なっていることが分かった。静電紡糸繊維の特徴である非常に細い繊維を用いると,マトリックスと充填材との界面接着が改良されることが分かった。接着強度がポリマラメラと同程度になるので,静電紡糸繊維ではラメラ積層のモルフォロジーを形成し,そのために,複合材料の優れた物性を形成していることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ナイロン6 ,  *ポリカプロラクトン ,  *エレクトロスピニング ,  *複合材料 ,  充填材料 ,  ラメラ ,  接着強さ ,  延性 ,  剛性 ,  機械的性質 ,  圧縮成形 ,  添加物効果 ,  繊維 ,  走査電子顕微鏡 ,  示差走査熱量測定 ,  小角X線散乱 ,  結晶化

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  用途開発  (YM01080Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 静電紡糸 ,  ナイロン繊維 ,  ε-カプロラクトン ,  簡易 ,  複合材料 ,  製法 ,  モデル