文献

J-GLOBAL ID：201002276412278044   整理番号：10A0286860

基本原理から導いた人体領域伝搬モデル:解析的解法および測定値との比較

A Body Area Propagation Model Derived From Fundamental Principles: Analytical Analysis and Comparison With Measurements

著者 (5件)： FORT Andrew (Vrije Universiteit Brussel(VUB), Brussels, BEL) ,  KESHMIRI Farshad (Univ. Catholique de Louvain(UCL), Louvain-La-Neuve, BEL) ,  CRUSATS Gemma Roqueta (Universitat Politecnica de Catalunya(UPC), Barcelona, ESP) ,  CRAEYE Christophe (Univ. Catholique de Louvain(UCL), Louvain-La-Neuve, BEL) ,  OESTGES Claude (Univ. Catholique de Louvain(UCL), Louvain-La-Neuve, BEL)
資料名： IEEE Transactions on Antennas and Propagation  (IEEE Transactions on Antennas and Propagation)
巻： 58  号： 2  ページ： 503-514  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： C0218A  ISSN： 0018-926X  CODEN： IETPAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無線生体医用センサでは,超低消費電力技術の進展により新しい応用が可能になっている。そして関連測定法とFDTDシミュレーションにおいて,極く特定的な通信方式が記述されている。しかし,この手法では物理的伝搬メカニズムの直接的考察が不足している。本論文では,Maxwell方程式から直接導いた単純化人体領域伝搬モデルを提案した。本モデルでは,人体が有限損失円筒として近似でき,アンテナが円筒即外面の点信号源として近似できるものと想定した。計算機で評価するための実用的数値法と共に,Maxwell方程式からの完全な誘導式を構築した。近似人体領域伝搬動向を明確にするため本モデルを使用し,より高度な経験的モデルの検証に応用することができた。本手法は単純化人体モデリングにおいてFDTD法より高速な計算が可能となった。しかしより高精度な場の数値が必要な場合は,アンテナパラメータの微調整あるいは検証のためにFDTD法を用いればよい。

シソーラス用語： 通信 ,  *伝搬特性 ,  解析的解法 ,  Maxwell方程式 ,  円筒柱 ,  *モデリング ,  パラメータ ,  アンテナ ,  有限差分時間領域法
準シソーラス用語： FDTD法 ,  解析解 ,  *人体通信 ,  設計パラメータ

分類 (2件)： 生体計測  (EL03020C) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 原理 ,  人体 ,  伝搬モデル ,  解析的解法 ,  測定値