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J-GLOBAL ID:201002276429654848   整理番号:10A0435630

植物の嫌気性処理によるクリーンエネルギーの生産-地球温暖化改善技術としての新しい展望

Production of clean energy by anaerobic digestion of phytomass-New prospects for a global warming amelioration technology
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 1653-1659  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: W1084A  ISSN: 1364-0321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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動物糞尿の嫌気性処理が可燃ガスを生成した-この事実は130年以上も前から知られており,メタンの豊富な’バイオガス’の形のクリーンエネルギーを生成するのに有効に使われてきた。1970年代に,水生雑草およびその他の植物も嫌気性処理をすれば同様に可燃’バイオ’ガスを生成することが分った。このため,植物の嫌気性処理によっても動物の糞尿で可能な規模を大幅に上回る規模でバイオガスの生産が可能になるとの大きな希望が生まれた。これによってまた,何もしなければ環境汚染を引き起こすと考えられる雑草,作物廃棄物および生分解可能な都市ごみを利用する手段が得られるものとの望みが生じた。’失敗の起きようのない’可能性のように見えた。雑草(およびその他のバイオ固体廃棄物)の問題,ならびにエネルギー不足の問題は間もなく消滅するとの希望があった。当時,メタンの地球温暖化(GW)ポテンシャル,あるいは環境における植物の自然分解が大量のGWガス排出量を引き起こすという事実については,ほとんど認識がなかった。従って当時としては,植物の嫌気性処理によって得られる可能性のあるメリットは,汚染管理およびエネルギー生成という面だけでしか捉えられていなかった。しかし当時から40年経過しているが,雑草や植物廃棄物を有効にエネルギーに変換でき,経済的にも有効な技術はなお存在してない。本論文では何が,またなぜ起きたかを検証した。また最終的に出現しつつある成功の可能性を指摘した。’メタン回収’技術はすべて地球温暖化の大幅な低減に間接的にも寄与するので,本論文がすべてのバイオメタン化R&Dの分野に新しい刺激となることを願うものである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物代謝産物の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
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