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J-GLOBAL ID：201002276441000861   整理番号：10A0322960

追従走行時の人間特性を考慮したHVの燃費向上制御

Fuel Economy Improvement for Hybrid Vehicles Considering Driver Characteristics in Car-Following Situation

著者 (3件)： 鈴木真弘 (東京農工大 大学院) ,  RAKSINCHAROENSAK Pongsathorn (東京農工大 大学院) ,  永井正夫 (東京農工大 大学院)
資料名： 自動車技術会論文集  (Transactions of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 41  号： 2  ページ： 483-488  発行年： 2010年03月25日 
JST資料番号： S0826A  ISSN： 0287-8321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ディーゼル機関-電気モータ・ハイブリッド自動車(HV)は,低燃費化や低排ガス化に有利であり,近年注目されている。しかし,燃費は,走行環境や運転操作によって大きく変動し,その最適制御を研究する余地がある。そこで,先行車を追従するモード及び10-15運転モードにおける小型商用HVを採り上げ,人間-自動車系の閉ループ安定性と燃費の関係及び低燃費化のためのHV制御などについて,運転シミュレータによる実験及びシミュレーションモデル(燃費の良否の運転者モデル)による数値解析を行った。その結果,次項の知見を得た。1)人間-自動車系の安定性が低いと,加減速が繰返され,燃費が悪化する,2)モータアシストによる人間-自動車系の安定性の向上によって,燃費は改善される。

シソーラス用語： *ハイブリッド自動車 ,  *人間機械系 ,  *燃料消費率 ,  *制御系 ,  閉ループ系 ,  カーエレクトロニクス ,  システム設計 ,  追従制御 ,  最適制御 ,  燃料経済 ,  最適化手法 ,  運転モード ,  実験用シミュレータ ,  台上試験 ,  運転者 ,  シミュレーションモデル ,  計算機シミュレーション ,  数値解析 ,  走行 ,  省エネルギー技術 ,  経済 ,  計算機利用 ,  利用 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー ,  追従走行

分類 (4件)： 電気自動車  (QG07020B) ,  人間機械系  (IB03000G) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  システム設計・解析  (IA02030D)

引用文献 (6件)：

• (1) Jin, D., et al: Investigations on Both the Optimal Control of a PHEV Power Assignment and Its Cost Function of the Dynamic Programming, JSAE Technical paper, Vol.37, No.1, pp.105-111 (2006)
• (2) Jeon, S., et al: Multi-Mode Control of a Parallel Hybrid Electric Vehicle Using Driving Pattern Recognition, Journal of Dynamic System, Measurement, and Control, Vol.124, pp.141-149 (2002)
• (3) 北村昌久ほか:いすゞ新型エルフディーゼルハイブリッド車の紹介,いすゞ技報,Vol.118, pp.27-33 (2007)
• (4) 藤原謙二ほか:ハイブリッド小型トラック用モータ・インバータの開発,三菱重工技報,Vol.44, No.2, pp.27-29 (2007)
• (5) Suzuki, M., et al: Fuel Economy Improvement of Light Duty Hybrid Truck in Vehicle Following Situation, Proceedings of Fifth IFAC Symposium on Advances in Automotive Control Advances in Automotive Control, Vol.5, Part 1 (2007)

タイトルに関連する用語 (3件)： 追従走行 ,  人間特性 ,  燃費向上