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J-GLOBAL ID:201002276485910350   整理番号:10A0626811

無酸素条件下の水溶液中における二酸化チタンナノ粒子による金属イオン及び有機染料の光励起還元

Photoassisted reduction of metal ions and organic dye by titanium dioxide nanoparticles in aqueous solution under anoxic conditions
著者 (3件):
資料名:
巻: 408  号: 16  ページ: 3334-3341  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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金属の沈殿したデグッサP25,TiO2ナノ粒子による金属イオン及び有機染料の光励起還元について調査した。銅及び銀イオンでTiO2の表面特性を変性し,メチレンブルー(MB)に対するTiO2の光触媒活性を強化する標的金属イオンとして選択した。粉末X線回折(XRPD),X線光電子分光法(XPS)及び透過電子顕微鏡法(TEM)を使用して,金属の堆積したTiO2の結晶化度,化学種及び形態のそれぞれを特徴づけた。その結果から,金属の堆積したTiO2の粒子サイズは,デグッサP25TiO2より大きいことを示した。XRPDパターン及びXPSスペクトルに基づいて,蟻酸塩の添加が酸化数を下げて金属イオンの光還元を促進し,その後のMBの光分解効率及び速度を上昇させることを説明した。デグッサP25TiO2によるMBの光分解の偽一時速度定数(kobs)は3.94×10-2/分で,MBの金属を堆積したTiO2のkobsは,単純なデグッサP25TiO2と比較して,1.7倍上昇した。金属イオンの質量負荷の増加は,MBの光分解効率を著しく強化した。MB分解のkobsは,金属イオン不在時の3.94×10-2/分から,Ag/TiO2の4.64-7.28×10-2/分及びCu/TiO2の5.14-7.61×10-2/分へ上昇した。さらに,TiO2から発生した電子は,無酸素条件下で,金属イオン及びMBを効果的に同時に減少させる。しかしながら,金属イオン及び有機染料は,光を当てられたTiO2からの電子と競合した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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下水,廃水の化学的処理  ,  重金属とその化合物一般  ,  染料  ,  光化学反応 
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