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J-GLOBAL ID：201002276510879633   整理番号：10A1043272

セラミックの高速投射物体衝撃下におけるコーン亀裂と破壊モードの関連性

Relationship between the cone crack and fracture mode in ceramics under high-velocity-projectile impact

著者 (4件)： YAMADA Masayoshi (Dep. of Engineering, Nagoya Univ.) ,  SEKINE Kiyoto (Mino Ceramic Co., Ltd.) ,  KUMAZAWA Takeshi (Mino Ceramic Co., Ltd.) ,  TANABE Yasuhiro (Dep. of Engineering, Nagoya Univ.)
資料名： Journal of the Ceramic Society of Japan  (Journal of the Ceramic Society of Japan)
巻： 118  号： 1382  ページ： 903-908 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0382A  ISSN： 1882-0743  CODEN： JCSJEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セラミックは発電システム,特にガスタービンの効率向上のために広く利用されている。しかし,これらのシステムに使用されるセラミックは異物による過酷な損傷を受ける。本研究では,種々のセラミック板に速度320m/sで球状投射物体の衝撃を与えた。板に形成したコーン亀裂の体積はセラミック材料の破壊靭性の増加と共に低減した。ジルコニア(3Y-TZP)板では衝撃領域の外側の応力誘起相転移により亀裂形成が抑制されるため,コーン亀裂は形成しなかった。粒内破壊セラミックは粒界破壊セラミックよりもコーン亀裂の体積は小さく,表面形成による消費エネルギーは小さかった。破壊過程は応力誘起相転移と結晶粒界の性質によって制御できた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *セラミック ,  耐熱材料 ,  発電 ,  ガスタービン ,  *機械的性質 ,  衝撃強さ ,  投射物体 ,  高速度 ,  亀裂 ,  亀裂伝搬 ,  破壊靱性 ,  耐亀裂性 ,  加工誘起変態 ,  亀裂発生 ,  破壊モード ,  粒界破壊 ,  粒内破壊 ,  エネルギー消費 ,  エネルギー ,  結晶粒界 ,  *微細構造 ,  イットリア含有正方晶ジルコニア多結晶 ,  破面 ,  アルミナ ,  炭化ホウ素 ,  窒化ケイ素 ,  顕微Raman分光法 ,  エネルギー解放率 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折
準シソーラス用語： 高温材料 ,  吸収エネルギー ,  微細組織

分類 (1件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

引用文献 (25件)：

• 1) T. Tatsumi and S. Turuzono J. Gas Turbine Soc. Jpn., 31, 76–80 (2003).
• 2) H. Yoshida, J. Jpn. Soc. Mech. Eng., 111, 162–163 (2008).
• 3) S. R. Choi, Mater. Sci. Eng., A, 497, 160–167 (2008).
• 4) S. Hamada and T. Teramae, J. Soc. Mater. Sci., Jpn., 39, 1082–1088 (1990).
• 5) S. R. Choi, J. M. Pereira, L. A. Janosik and R. T. Bhatt, Mater. Sci. Eng., A, 379, 411–419 (2004).

タイトルに関連する用語 (7件)： セラミック ,  投射物体 ,  衝撃 ,  コーン ,  亀裂 ,  破壊モード ,  関連性