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J-GLOBAL ID:201002276625572477   整理番号:10A0083708

計算された地表から大気への水銀流束に及ぼす動力学チャンバーデザインおよび操作パラメータの影響

The influence of dynamic chamber design and operating parameters on calculated surface-to-air mercury fluxes
著者 (5件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 194-203  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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広範囲な表面からの非点汚染源水銀(Hg)の測定に対し,動力学フラックスチャンバ(DFC)が一般的に応用される。DFCに対する標準操作プロトコルおよびデザインは存在せず,結果として,文献に記述される方法に大きな変化がある。大気中Hgプールに対し自然および人為的非点汚染源が有意に寄与すると考えられるので,野外キャンペーンにおける正確な流束の開発が必須である。本調査の目的は,どのようにしてチャンバー材料,ポート位置,垂直横断面/容積およびフラッシング流量の相異が地質材料からのHg流束に影響するかを決定することであった。光透過および基質タイプと関連した相異とともに,テフロンチャンバーで測定されたHg流束はポリカーボネートチャンバーを用いて得られたものより高かった。サンプルポート位置(側面および頂部)における相異は,Hg流束に対し影響を持たなかった。異なる容積の2つのチャンバーに同じフラッシング流量が応用されたとき,小さい容積のチャンバーに対し高い流束が計算された。逆に,異なる容積の2つのチャンバーが類似の回転時間に維持されたとき,大きい容積のチャンバーは高いHg流束を生じた。まとめると,フラッシング流量および関連したチャンバー回転時間が,試験された他のパラメータと比べてHg流束に対し最大の影響を持っていた。高いフラッシング流量における小さい拡散抵抗が,高い流束測定に寄与することをDFC内での計算流体力学(CFD)モデリングからの結果が確認した。チャンバーデザインおよび操作での相異は結果として生じる計算Hg流束に有意に影響し,DFCデザインおよび/または操作パラメータを用いて得られた結果の比較可能性に影響することをこれらの結果は明らかに示した。チャンバー操作条件およびデザインによる影響の少ない流束を生ずるフラッシング流量決定のためのプロトコルを提案した。このプロトコルの応用は,異なる研究からのデータ比較のためのわく組を与えるであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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大気汚染一般  ,  水銀とその化合物  ,  研究開発 

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