文献
J-GLOBAL ID:201002276653821300   整理番号:10A0523269

軟弱地盤での杭打作業時の地盤振動挙動

Behavior for Ground Vibration for Pile Driving in Soft Ground
著者 (5件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 290-299  発行年: 2010年05月20日 
JST資料番号: S0796A  ISSN: 0388-9459  CODEN: KAGIDX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
第二京阪道路門真地区の地盤は沖積層が厚く,表層部は極めて軟弱となっている。軟弱地盤地域でのPHC杭中掘圧入工法による杭打作業時を対象として,地盤振動の調査を実施し,建設機械の稼動状況と振動加速度,振動加速度レベル等について分析を行った。また,工事敷地境界付近には軟弱地盤対策として応力遮断壁が設置されているが,その背後については振動遮断効果も確認されている。本報告は,軟弱地盤地域での杭打作業時の振動調査結果と,周辺地盤の振動シミュレーション結果を比較検討することにより,応力遮断壁による振動低減の平面的な分布等について解析したものである。その結果,応力遮断壁を挟んだ前後の測定点について,振動加速度の振幅が0.1~0.2倍,振動加速度レベルが6~8dB減衰する大幅な振動低減を概ね模擬できており,主要な振動数帯の5~10Hz付近については,振動調査結果と解析結果が非常によく一致していることを確認した。これらのことから,応力遮断壁の設置は,振動低減区域が限定されるものの,軟弱地盤地域での振動対策として有効であることが判明した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地盤改良,土質安定処理  ,  杭,杭基礎,矢板式基礎 
引用文献 (3件):
  • 国土交通省近畿地方整備局浪速国道事務所. 第二京阪道路寝屋川南地区地質調査業務 地層地質縦断図. 2003
  • (株) 大林組技術研究所. 第二京阪道路門真地区の工事振動による周辺地盤の振動予測シミュレーション報告書. 2006, 1-7
  • (株) 大林組. 第二京阪道路門真地区の工事振動による周辺建物への振動影響調査報告書. 2006, 30-33
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る