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J-GLOBAL ID:201002276659366671   整理番号:10A0680377

AlをドープしたYBCOバルクのミクロ構造および超伝導特性へのアルゴン気流中でのアニーリングの影響

The influence of annealing in flowing argon on the microstructural and superconducting properties of Al doped YBCO bulks
著者 (8件):
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巻: 23  号:ページ: 065014,1-7  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: T0607A  ISSN: 0953-2048  CODEN: SUSTEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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YBa2(Cu1-xAlx)3O7-δ(x=0-0.05)の組成のYBCOバルク単一結晶超伝導体をTSMG法により作製した。800°CでのO2またはAr気流中でのアニーリングおよび400°Cでの酸素化を行った。臨界電流密度Jcの磁場依存性について,ピーク効果がO2アニール試料ではx=0.0025の試料で,Arアニール試料ではx=0.05の試料で観測された。転移温度Tcは,酸素アニール試料ではAl濃度とともに減少するが,Arアニール試料ではx=0.02迄,減少しなかった。偏光顕微鏡で結晶表面を観察すると,双晶境界が見いだされ,その間隔はO2アニール試料でAl濃度とともに減少し,Arアニール試料では変化がなかった。X線回折により格子定数を算出することにより,a軸長とb軸長の差がAl濃度とともに減少し,その程度はArアニール試料の方が小さいことが分かった。これらの結果からAr中アニーリングの場合,Alクラスタが形成され,クラスタでの磁束ピン止めによりピーク効果が出現し,一方でマトリックスの組成はノンドープに近くなりTcは変化せず,さらに双晶境界にも影響がおよばないと推察された。
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分類 (1件):
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酸化物系超伝導体の物性 

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