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J-GLOBAL ID：201002276716548900   整理番号：10A0092261

高温下でのKluyveromyces sp.IIPE453によるグルコースおよびキシロースからのエタノールおよびキシリトールの生産

Ethanol and xylitol production from glucose and xylose at high temperature by Kluyveromyces sp. IIPE453

著者 (5件)： KUMAR Sachin (Indian Inst. Petroleum, Dehradun, IND) ,  KUMAR Sachin (Indian Inst. Technol., Roorkee, IND) ,  SINGH Surendra P. (Indian Inst. Technol., Saharanpur, IND) ,  MISHRA Indra M. (Indian Inst. Technol., Roorkee, IND) ,  ADHIKARI Dilip K. (Indian Inst. Petroleum, Dehradun, IND)
資料名： Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology  (Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology)
巻： 36  号： 12  ページ： 1483-1489  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： E0005C  ISSN： 1367-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 製糖工場のサトウキビ粉砕バガスの堆積場で採取した土壌から分離した酵母Kluyveromyces sp.IIPE453(MTTC5314)の培養条件について調べた。本酵母は45~50°Cの高温条件下で増殖し,高発酵効率を示した。本酵母は,グルコース,キシロース,マンノース,ガラクトース,アラビノース,スクロース,セロビオースなど広範囲の基質を資化し,増殖またはエタノール発酵を行った。また,本菌株はキシロースからキシリトールを生産した。バッチ培養において,本菌株は,50°Cにおいてグルコース初期濃度200g/L培地で最高のエタノール濃度82±0.5g/L(10.4%v/v)を産生し,同様にキシロース初期濃度20g/L培地でキシリトール濃度11.5±0.4g/Lとエタノール濃度1.75±0.05g/Lを得た。さらに,本菌株は,グルコース濃度75g/Lおよびキシロース濃度25g/Lの混合培地では,最大エタノール濃度38±0.5g/Lおよびキシリトール濃度14.5±0.2g/Lを達成した。本菌株は,グルコース濃度75g/Lおよびキシロース濃度25g/Lの混合培地を追加供給する連続培養でも高い安定性を保ち,最大エタノール濃度30±6.2g/Lおよびキシリトール濃度7.35±3.3g/Lを達成し,エタノール生産性は3.1±0.6g/L/h,キシリトール生産性は0.75±0.35g/L/hとなった。

シソーラス用語： *Kluyveromyces ,  アルコール発酵 ,  連続培養 ,  培地 ,  組成 ,  生合成 ,  サトウキビ ,  バガス ,  基質 ,  高温 ,  製糖工場 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ペントース ,  脂肪族アルコール ,  糖アルコール ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： 培地組成 ,  サトウキビのしぼりかす

分類 (1件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

物質索引 (8件)： グルコース ,  キシロース ,  エタノール ,  キシリトール ,  マンノース ,  ガラクトース ,  アラビノース ,  セロビオース

タイトルに関連する用語 (5件)： Kluyveromyces ,  グルコース ,  キシロース ,  エタノール ,  キシリトール